完璧を求めすぎていた自分に気づく
最近、物事を穏便に済ませようとか、人とトラブルを起こさないようにしようと考えすぎていた時期があった。トラブルを避けようとするあまり、「それなら何もやらないほうがいい」と感じる瞬間もあった。でも、YouTubeで配達の動画を見たり、コールセンターに問い合わせたりして、ちょっとしたトラブルやイマイチな反応に直面したとき、ふと思った。平穏無事に過ごすことばかりを優先するよりも、多少のトラブルがあっても人と関わりながら生きていくほうが、ずっと自然でいいと考えるようになった。
トラブルは日常の一部だと受け入れる
配達の動画を見ていると、ちょっとしたトラブルなんて日常茶飯事だ。たとえば、配達員が間違えてしまったり、客とのやりとりでうまくいかなかったり。そうした小さな失敗をいちいち気にして、「自分は向いてない」「ダメだ」と落ち込んでいたら、続けられない。過去の仕事でも、ミスをしたり、客から嫌われたり、取引先と上手くいかなかったりしたことは何度もあった。でも、そういうことをいちいち気にしていたら、きりがない。トラブルは、仕事や人と関わる中で避けられないものだと受け入れるようになった。むしろ、最初から「トラブルは起こるもの」と考えて行動したほうが、心が軽くなると感じている。
完璧な生き方は無理だと気づく
日本にいると、トラブルが起きたからといって命に関わるようなことはほとんどない。それなのに、必要以上に完璧を求めて、誰からも嫌われないように生きようとしていた自分がいた。トラブルを避けよう、波風を立てまいと考えるあまり、行動が制限されて、やりたいこともできなくなっていた。まるで、仙人や平和主義者を気取って、何にも反応しないのが正しい生き方だと思い込んでいたみたいだ。でも、そんな風に生きていたら、結局やりたいこともできず、言いたいことも言えず、何もできないまま人生が終わってしまうと気づいた。
トラブル込みで生きる自由
トラブルやちょっとしたすれ違いは、生きていく上で必ず起こるものだ。会社とのやりとり、家族との関係、全くの他人との関わり——どんな場面でも、摩擦や対立は避けられない。それをゼロにしようとすれば、まるで無人島で一人で暮らすような生き方しかなくなってしまう。そんなのは現実的じゃない。トラブルを恐れず、多少の衝突や誤解があっても、それを込みで生きていくほうが、自分らしい人生になると感じている。完璧じゃなくていい。完璧を求めすぎることが、つまらない毎日を作り出していた原因の一つだと気づいた。
自分らしく生きるために
他の人から見れば、「トラブルなんて当たり前」と感じるのかもしれない。でも、自分の場合は、最近まで必要以上にトラブルを避けよう、波風を立てないようにしようと考えすぎていた。それが、やりたいことを我慢したり、言いたいことを飲み込んだりする原因になっていた。結局、そんな生き方じゃ楽しくない。だから、これからは考え方を変えてみる。トラブルや小さなすれ違いがあっても、それを気にせず、やりたいことをやって、言いたいことを言って生きていく。自分の価値観に素直に、自由に動いていく。そんな生き方が、自分を大切にする第一歩になると願っている。
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